毎日の生活にちょっぴり疲れた時に効果的なリラックスの方法にはいろいろありますね☆
実は、キャンプのアクテビティのひとつの『焚き火』ですが、キャンプを盛り上げる力強いキャンプファイヤーだけでなく、ゆったりとした焚き火のゆらめく炎を眺めたり、焚き火の音を聴くということは、心身ともにリラックス効果が期待できるんですよ。
『癒し系』音楽として紹介されている動画です。

キャンプに行ったら、やっぱりやりたい!焚き火についてコツやポイントを紹介していきますね。
目次
キャンプへ行ったら焚き火を楽しもう!






キャンプ場では、直火禁止のところも多いので今回は、『焚き火台』を使った方法をご紹介していきますね☆
子供から大人まで、キャンプで焚き火を楽しむコツ4選!


焚き火を楽しむコツ①ルールはしっかり守りましょう
何事にもルールがあるようにキャンプで焚き火を楽しむためのルールもあります☆
キャンプ場を利用する際は、直火禁止や焚き火台使用などルールがあるので、出発前にしっかりと確認をしつつ現地についたら管理棟で最終確認をしましょう。

河原などで、焚き火をする場合も、地域のルールがあります。一級河川は、『焚き火禁止』など看板が立っていなくても、基本的には『火気禁止』のところが多いので注意が必要ですよ。
ただ、常識の範囲内であれば、大目に見てくれるという場所もあるのでマナーを守って焚き火をやってくださいね。
気がつかずにルール違反!!だったということを避けるためには、管理事務所に事前に問い合わせをして確認をすることも大切です。
焚き火を楽しむコツ②あると便利な焚き火台がおすすめ!
焚き火台があれば、ほとんどのキャンプ場で焚き火を楽しむことができて、環境にも優しい。おまけに暖をとったり、調理をしたり・・・しかも、片付けも楽なので、とっても便利。

揃えておきたいけれど・・・数多くある焚き火台の中から何をどう選べばいいのか!?悩みどころですね。お値段も、さまざま。道具選びは、失敗してしまうこともあるけれど・・・できれば、失敗は避けたいですしね。
こちらの動画は、初心者さん向けに4つの焚き火台のメリットやデメリットを紹介してくれています。
とっても、参考になりますよ。
焚き火台を使うことで、ほとんどのキャンプ場で焚き火を楽しむことができるので、ぜひ使ってみてくださいね☆
以前は、多くのキャンプ場では直接、地面に薪を組んで焚き火をすることができましたが・・・現在は、禁止されているところがほとんどです。
禁止になった主な理由
- 地中の生き物や植物に悪影響
- 燃えカスの放置。放置されたことで、キャンプ場の景観も損なわれたりしました
- 直火のゴミ問題。焚き火ついでに薪以外のゴミまで燃やしてしまうキャンパーが・・・
焚き火を楽しむコツ③マキの特徴を覚えて焚き火上手に
焚き火をするためにマキは必須アイテム☆ですが、ただマキに火をつければ、燃えてくれるというわけではありません。
マキにだって、ちゃんと種類や特徴がありますよ。

- 細いマキ:焚き付け用
直径2CM前後の細いマキ
最初に火をつけるためのマキ
針葉樹(葉が針のように細長いのが特徴。松、杉、ヒノキなど)がおすすめ
- 中くらいの太さのマキ:火の調節用
直径5CM前後のマキ
細いマキで火をつけた後に入れるとスムーズに火を浸けるための重要な役割
- 太いマキ:長時間燃焼用
直径10CM前後のマキ
火を長時間燃焼させたい時に使います


太さで使い分けるだけでなく、木の種類によっても燃え方が変わるので覚えておくと便利☆
小学生の頃に習った記憶がある『針葉樹』と『広葉樹』この違いが、マキになった時に焚き火の火を左右しますよ。
- 針葉樹の特徴とマキ
葉が針のように細い
松、杉、ヒノキなど
針葉樹の枯れ葉や小枝は、油分が多く含まれているのでよく燃える(火おこしに適している)
燃焼時間が短い
煙や臭いが広葉樹より多い
マキ割りがしやすい
比較的安価
一束で約1~2時間の燃焼時間
- 広葉樹の特徴とマキ
葉が大きく広がっている(人の手のひらのような形)
クヌギ、樫、ブナ、桜など
燃焼時間が長時間
暖める力がある
油分が少ないので、煙が少ない
硬いのでマキ割りがしにくい
針葉樹より割高
一束で約3~4時間の燃焼時間

季節、キャンプをする場所、どのくらい焚き木をするか、木の種類、マキの太さ、火の強さなどによっても変わってきますので、あくまで『目安』です。(購入する場合)
1束(約3㎏):2時間半~4時間なので、初心者の方はどのくらいの時間焚き木をするかによって、購入量を決めることをおすすめします。
焚き火に慣れてくると自分のキャンプスタイルに合ったマキの量の目安がわかってくると思いますよ~
焚き火を楽しむコツ④火おこしのコツを覚えて、焚き火をもっと簡単に




- 焚き火台
- 薪
- 革手袋
- マキはさみやトング
- 着火道具(ライターやマッチ)

火種の準備:小枝や枯れ葉を探す
- ファミリーキャンプなら子供も遊びながら楽しく集めてくれますよ☆
- 松ぼっくりがあったら、とってもラッキー♪油分を多く含んでいるので、火種としては最高!
- 広葉樹(燃焼時間が長い)と針葉樹(一気に燃える)両方あるとベスト!
- 火種の量:火種に最適な小枝や枯れ葉は、比較的すぐに燃え尽きてしまうので、たくさん集めておくこともコツ。
- 火種になりそうな小枝などがなければ新聞紙でも○
- 水分を含んでいるような小枝は火が付きにくいので避けましょね。
- 火種には、市販の着火剤を使用するというのも便利。
薪を組み火をつける準備:小枝から太い枝へ火がついていくイメージで組んでいく
①着火剤(小枝や枯れ葉、松ぼっくりなど)を一番下に置く。
コツ:着火剤は、他の薪に火を移していく役割があるので、材料を組み上げた時に中心になるように置くこと。
コツ:火が付きやすい針葉樹を置いてから、燃焼時間が長い広葉樹を置くように組んでいきましょう。
②火は、太い薪の方がつきにくいので、小枝(薪)→中枝(薪)→太い枝(薪)といった具合にサイズ別で順番に組んでいきましょう。
コツ:薪を組む時に隙間なく組んでしまうと酸素が入っていかないため燃えません。逆に隙間がありすぎても、温度が上がらないので燃えません。ほど良い隙間が大切です。
着火のコツ:火はいろいろな方向から着けていく。
コツ:着火剤となる材料に火をつける時は、1ヶ所だけでなくいろいろな方向から火をつけると安定します。


奥深いマキの組み方!いろいろ試してみよう

マキの組み方で、火力や燃焼時間、焚き火で何をやりたいか?によっても、組み方が違うので、ここでは基本的なマキの組み方を紹介しますね♪
合掌型:閉じ傘
- マキを傘が閉じているような形で組みます。
- 小スペースでも焚き火を楽しめます。
- 勢いのある炎を作ることができるので、キャンプファイヤーを楽しみたい時におすすめ。
- 燃焼時間が短く、火のコントロールがしにくい。
- 調理には適していません。
合掌型:開き傘
- 合掌型・閉じ傘は、高さをつけますが、開き傘で組む場合は、高さをつけずに傘が開いているような形で組みます。
- 5本のマキを放射線状(星型)に置いていき別名『インディアン型』とも言われています。
- 高さがないので、火力が抑えられるので燃焼時間は長いため長時間焚き火を楽しみたい時におすすめ。
- 火のコントロールもしやすいので、調理にもおすすめ。
- 焚き火を囲んで、雑談したり、炎に癒されたい時にはこのタイプの焚き火がいいですよ。
井型
- 『これぞ!キャンプファイヤー!!』といった焚き火が楽しめる組み方です。
- マキを『井』型に組むことで上昇気流が生れ大迫力の焚き火となりますが、火の勢いが強い分、燃焼時間は短いです。
- 日頃のストレス解消にも「ファイヤー!!」となりたい時、友達や家族と思いっきり焚き火を満喫したい時などおすすめ。
- 火の勢いが強いので、調理には適していません。
平行型
- 太いマキを枕のようにしてその上にマキを並べていく組み方。
- マキを低く組むため燃焼時間も長く、火力調整もしやすいため調理に適しています。
- こちらの組み方も、焚き木を囲んで雑談したり、炎を眺めてリラックスするのにはピッタリ。

まとめ
- キャンプで焚き火を楽しむためのコツは、焚き火のルールを守ること。
- ほとんどのキャンプ場で使える用途多彩な焚き火台は、揃えておきたいアイテム。
- マキの特徴を覚えると焚き火での苦労が減りますよ。
- 火おこしのコツを覚えると、もっと簡単に焚き火ができます。
- いろいろなマキの組み方で焚き火を楽しむ♪
いかがでしたか?焚き火の事を知るとキャンプでは絶対に焚き火をやりたくなると思います♪
コツを覚えると火おこしが楽になり、火のコントロールも簡単になるのでいろいろ試してみてくださいね。
焚き火には、いろいろな楽しみ方がありますが、「火」を扱うアクティビティですので、火の後始末はしっかりと!!