キャンプといえば夏!のイメージですよね。子供が夏休みに入る7月~8月は家族連れで賑わい、お盆の時期が混雑のピークになります。
夏のキャンプは海や川遊び、花火などのイベントが盛りだくさんで楽しいです。けれどもその反面暑すぎる、虫が多いというマイナス面もあります。


キャンプをするなら春か秋がベスト!という声もよく聞きます。気候がいいし、ゴールデンウィークなどの大型連休を避ければ混雑し過ぎるということもありません。
今回は桜をはじめ様々な花の景色を楽しめる春キャンプに注目し、服装で注意したいポイントや、レディースと子供のおすすめのスタイルなどをご紹介したいと思います。
目次
春キャンプの服装の注意点4つ
防寒対策を万全に

春は日中ポカポカと暖かくなる日が多いのでついつい油断しがちですが、朝晩のキャンプ場はかなり冷え込みます。標高によってはゴールデンウィークあたりでも雪が残っているなんてことも。
思ったより寒くて体調を崩してしまったってことにならない為にも、防寒対策はしっかりとしましょう。アウターは必須で、+フリースやヒートテックなどがあると安心です。
虫よけ対策はしっかりと

春キャンプは夏に比べて虫が少ないのもいいところです。けれど油断して何も対策をとらなければ痛い目に合うかもしれません。
渓流の近くのキャンプ場で多く見られるブヨは、早い地域では春ごろから出始めます。咬まれると強い痒みや痛みが伴うので注意が必要。
虫に刺されないように、なるべく肌の露出を控えた服装にしましょう。
日焼けに注意

春キャンプの場合、紫外線対策も夏に比べて油断しがち。けれども紫外線は4月頃から強くなりはじめ、5月ともなれば真夏と変わらないくらいの量になります。
殆どを屋外で過ごすキャンプでは、帽子は必須!サングラスもあると便利です。

雨対策も忘れずに

春の天気はとても変わりやすいもの。出かけるときには晴れていたけど、到着した途端に豪雨なんてよくあること。特に山の方の天気は予報もあまりあてになりません。
夏の雨と違って冷たく、濡れてしまうと風邪をひいてしまう可能性大です。レインウエアなどは忘れずに準備しましょう。
春キャンプの服装の選び方
春キャンプの服装の基本
では、春キャンプでは具体的にどのような服装を選べばいいのでしょうか?
まずキャンプの服装ですが、正直動きやすければどんな格好でもいいんです。わざわざキャンプ用にと買い足さなくても、普段着ているようなものでも基本OK。靴も手持ちのスニーカーがあればそれで大丈夫です。
ただ、より機能性や快適性を求めるなら、アウトドアメーカーのものがおすすめ。キャンプしてるぞ!っていう気分になれてワクワク感も上がります。
キャンプやアウトドアの服装は重ね着が基本。特に日中と朝晩の気温差が大きい春キャンプでは、「暑ければ脱ぐ、寒ければ着る」をさっとできるようにしておけば、快適に過ごせます。
また、子供はよく動き回るのですぐに汗をかきます。そのまま放っておくと体が冷え、体調を崩してしまう原因にもなるので、着替えはいつもより多めに用意しましょう。

春キャンプの服装3つのレイヤー

「ベースレイヤー」
肌に直接触れる服のことです。速乾性と保温性が優れているものを選ぶと快適に過ごせます。
嵩張らないものなので、朝晩の寒さ対策に持っていきましょう。ユニクロのヒートテックなどで十分です。
「ミドルレイヤー」
ベースレイヤーの上に着る活動着のことです。春の日中は動き回ると暑くなることもあるので、Tシャツや薄手の長袖で過ごすのがおすすめ。
少し肌寒くなればベストやフリースで調整しましょう。
「アウターレイヤー」
一番上に着るもので、防寒対策や防水対策が主な目的です。アウトドアメーカーから出ているウインドブレーカーなどは機能的かつ軽量の物が多く、使いやすいです。
また、レインウェアも防寒対策として役に立ちます。
春キャンプにおすすめの服装 レディース編
注意点や基本が分かったものの、さて具体的に何を着ればいいか…悩む人も多いですよね。
ここはオシャレなキャンパーさんのコーディネートを参考にしましょう!
View this post on Instagram暑くもなく寒くもなく、キャンプするには最高の天気でしたさ、洗濯洗濯 #キャンプ #キャンプコーデ #初チャレンジの #ブイヤベース #大成功 #特にシメの雑炊


撥水性に優れた帽子なら少々の雨でも安心。UVカット効果の高いものを選びましょう。


1枚あると便利なベストは春キャンプにもおすすめです。ジャケットを着るほど寒くない時や、就寝時にも活躍してくれます。
長いシーズン使えるので、買っておいて損はないですよ!
念押ししますが、朝晩は冷えるのでアウターは必須。フリースや防風性•撥水性のある生地なら暖かく過ごせます。
こちらはアウトドアの定番、THE NORTH FACEのコンパクトジャケット。アウトドアだけでなく日常でも活躍してくれそうです。


機能的なアウトドアウェアを低価格で抑えたい方に!
春キャンプにおすすめの服装 子供編

子供というのはとにかく服を汚すもの。
たっぷり外遊びさせるつもりでキャンプに連れてきたのに、高価なものを着せたばっかりに「服が汚れるからダメよ!」なんて言ってたら何のこっちゃ分かりませんよね。
泥んこになって遊ぶ子供を温かい目で見守るためにも、子供には汚れてもいい服を用意しましょう。

日中はTシャツor薄手の長袖に長ズボンor半ズボン+レギンス、少し肌寒くなったらベストなどで調整し、夜にはウィンドブレーカーなどを着せてあげましょう。

防寒対策にはユニクロのライトウォームパデットパーカーなどがおすすめ。



定番のヒートテックやフリースも準備しておくと安心。就寝時に寒いなと思った時にも使えます。
こちらは比較的安価で可愛いコロンビアのフリースジャケット。

春キャンプに忘れてはいけないレインウェア
せっかくのキャンプなのに雨…。残念ですが、自然が相手なので仕方がありません。
傘をさしながらのテントの設営や撤収作業は相当難しいです。やはりキャンプにはレインウェアが必要。両手が使えるので作業効率がかなり違ってきます。

子供は雨が降っていても外で遊びたいもの。平気で地面に座り込んだりするので、お尻がビチョビチョビになってしまわない為にも上下セットのレインスーツがおすすめ。
春キャンプにあると便利な焚き火ウェア

キャンプの醍醐味のひとつ、焚き火。
実は焚火のベストシーズンも春と秋なんです。何故なら冬は寒すぎて焚き火じゃ暖は取れないし、逆に夏の暑い日にもわざわざ焚き火をしようなんて思いませんよね。
春キャンプをするならぜひ焚き火も楽しんでもらいたいです。夜になって手足が冷えてきたときに焚き火にあたると気持ちがいいですよ。
子供にとってもきっと良い経験になるはず。
ただ、化学繊維素材のウェアを着ていると、焚き火の火の粉があたって穴が開いてしまう場合があります。
お気に入りの服が穴だらけ!なんてことにならない為に、焚き火をする予定の場合は火の粉に強いウェアを準備しましょう。
では、火の粉に強いウェアとはどんなものでしょうか?
それはコットンやウールの天然素材、または難燃素材のものです。これを一番外側に着用し、内側の服や肌を守りましょう。
アウトドアメーカーから専用のものが出ていますので、2点ご紹介します。
こちらは男女兼用のファイヤーポンチョ。

まとめ
- 朝晩冷え込む春キャンプでは、防寒対策を万全にしましょう。
- キャンプやアウトドアの基本は重ね着!3つのレイヤーを意識しましょう。
- 子供には汚れてもいい服を。着替えをたくさん準備しましょう。
- 突然の雨に備え、レインウェアも忘れずに持っていきましょう。
春キャンプの服装についてイメージしていただけたでしょうか?
穏やかな天気につられて無防備で出かけると失敗するかもしれませんが、しっかりと対策さえできていれば春キャンプは思いっきり楽しめるはず!
まだ春キャンプに行ったことがない人は今年こそデビューしてみてはいかがでしょうか。きっとその魅力に気づくはずですよ♪
