キャンプの楽しみといえば、自然の中に身をおいて、いつもと違う『衣・食・住』を体験できること♪
いろいろな楽しみがあるキャンプですが、中でもキャンプ料理を作って、食べる☆いつもと同じ料理だったとしても、自然の中で食べる料理は、普段の何倍も美味しく感じますね~
キャンプで作る料理はいろいろありますが・・・今回は、ハードルが高いと感じやすい『飯ごう炊飯』についておすすめの炊き方や美味しく炊けるコツをご紹介します♪

目次
キャンプに行ったら挑戦してみたい♪飯ごう炊飯
飯ごう炊飯は、ハードルが高い!?
かれこれ10年前・・・初めてのキャンプ前日







とこんな感じの夫婦会話が、ありましたよ~
「キャンプに行く」と決まったら、キャンプ用品の準備だけでなく『食事をどうするか!?』は必ず話題に上がりますよね。

実際に挑戦したけれど失敗してしまい飯ごう炊飯をやらなくなった方もいるのでは?

飯ごうで美味しくご飯を炊くコツ
- 米を研ぐ
- 火にかける
- 蒸す

この流れにそって、飯ごうで美味しくご飯を炊くコツをお伝えしますね。
美味しく炊くコツ①研いだお米は、30~40分程、水に浸しておくこと
飯ごうに2合~4合分のお米と水を入れて、蓋をして上下に5~6回シェイクします。飯ごうは、狭いので手を入れて研ぐのはちょっと大変なんですね。なので、シェイクして研ぐことをおすすめします。
使う水は、水道水でもいいのですが、研ぎ始めは、お米が水を吸収しやすいので、1回目に入れる水は、カルキ臭のする水道水ではなくミネラルウォーターなどの美味しい水を使うとベスト☆
研ぎ終わったお米は、30分~40分ほど水に浸す。
この水に浸すことが、美味しく炊くコツの最大のコツです。
万が一、時間がなくてもこれだけは、絶対ですよ!研いだお米を30分水に浸しておくだけで、芯がない美味しいご飯が炊きあがります。

水の量は、お米の量の1.5~2割増しです。この時も、お米が水を吸うので使う水もミネラルウォーターにするとベスト☆
- お米を研ぐ1回目とお米を水に浸けておく時の水は、ミネラルウォーター等のおいしいお水を使う。
- 水の分量は、お米の量の1.5~2割増し。
- 研いだお米は、絶対に30~40分水に浸けておく。
- 飯ごうには、『兵式飯ごう』『丸型飯ごう』など種類があります。兵式飯ごうが、一般的です。
- 飯ごうは、本体・外蓋・中蓋と3つのパーツでできています。外蓋と中蓋は、軽量カップの役割もあります。外蓋は、お米3合分。中蓋は、お米2合分です。
美味しく炊くコツ②火加減に慣れるまでは、キャンプ用ガスバーナーを使う
飯ごう炊飯の1番の難しい点が、火加減。

火加減調整が、簡単にできるキャンプ用ガスバーナーでまずは、火加減調整に慣れることをおすすすめします♪

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キャンプ用ガスバーナーで、火加減調整をしながら炊き上げていきますが・・・さて、その火加減調整のタイミングは?

この言葉通り、弱火から強火、最後にとろ火と火加減を調整していくやり方が、おすすめです。
時間配分の目安は、弱火 5分→中火 5分→強火 5分→とろ火 10分
- はじめは、弱火で約5分。(いきなり強火で炊く方法もありますが、より美味しく芯が残らないように炊き上げるには、弱火からスタートがおすすめ)
- 弱火で5分加熱したら、中火にしてさらに約5分加熱。(飯ごうの中では、徐々に沸騰がはじまります)
- 沸騰したら強火にします。この時に中の水が沸騰した勢いで、蓋が持ち上がりだし隙間から蒸気が噴き出してきます。そのままだと蓋が外れてしまうことがあるので、石等を蓋にのせます。そのまま約5分加熱。
- とろ火にして、ここからは、自分の目・耳・鼻が頼りです☆
- 耳:沸騰すると飯ごうの中から『グラグラ』と音がします。
- 目:飯ごうの隙間から出てくる蒸気は、水気が多いのが特徴です。
- 鼻:蒸気の匂いはご飯が炊けるときのいい香り♪
徐々に・・・
- 耳:『グラグラ』という音が聞こえなくなってきます。
- 目:湯気は、水気の少ない白煙状に。
- 鼻:かすかに焦げた匂いが鼻につきます!ここが、火を止めるタイミングです♪

- キャンプ用ガスバーナーを使う。
- 火加減は、弱火から強火へ徐々に調整。
- 沸騰して、飯ごうの蓋が外れそうになったら石等を蓋に乗せる。
- 自分の目・耳・鼻を信じる!
失敗しないコツ③蒸らしは、10分程。しっかりと!

火を止めたら、火傷をしないように火から下します。この時に火傷をしないように革手袋などを着用して行ってくださいね。
飯ごうは、ひっくり返して地面におきますが、そのまま置いておくと熱が逃げてしまうので、しっかり蒸らすためにも新聞紙などで包んで、10分程蒸らします。

- 火から下した飯ごうは、逆さにして地面に置く。
- 蒸らし時間は、温度を下げないことが、大切なので、新聞紙などで飯ごうを包む。
- 蒸らし時間は、約10分。何があっても、蓋を開けてはいけません!

やっぱりチャレンジしたい焚き木で、飯ごう炊飯♪

最近のキャンプ場は、直火禁止のところもあるので、利用した施設のルールをチェックしてくださいね。焚き木台を利用すると直火禁止のキャンプ場でも使うことができるので便利ですよ。
飯ごう炊飯のやり方は、人それぞれで若干の違いはありますが、こちらの動画がわかりやすいかと思いますので、実際に観ると火加減など参考になりますよ。
- 焚き木の弱火~中火:飯ごうの底に炎があたるくらい。
- 焚き木の強火:炎で飯ごうが包まれるくらい。

飯ごう炊飯に必要な物
・飯ごう ・キャンプ用ガスバーナーまたは、薪 ・米 ・耐熱グローブまたは、革手袋 ・新聞紙 ・トング(薪をくべたり等に) ・焚き火台 ・水
まとめ
- 研いだお米は、しっかり30分以上は水に浸けること
- 火加減は、弱火から強火、最後にとろ火
- 蒸らしは10分
- 慣れるまでは、キャンプ用ガスバーナーを利用。慣れたら焚き木でもチャレンジ
これが、飯ごう炊飯で美味しくご飯を炊くおすすめの方法です。
実際にやってみるとうまくいかないこともありますが、キャンプとは不思議なもので失敗したことも、成功したことと同じように全て楽しい思い出になります♪『ハードルが高い!』と思っていた飯ごう炊飯でも、楽しく挑戦してくださいね~頑張って、炊き上げたご飯の美味しさは、忘れられなくなります♪